地球元気村

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自然とにらめっこ

セッティングって大事です

5月の爽やかな空の下、風間村長が釣りをしようと向かったのは、三浦半島の先端、城ヶ島。お誘いしたのは、地球元気村のイベントにもよく顔を出してくださる村民、下元さんご一家です。釣りの先生にはグローブライド(株)の大川雅治さんをお願いし、釣り愛ほとばしるご指導をいただきました。釣りは、天候、風向き、地形、などなど様々な自然条件によって釣れる魚の数も種類も変わってきます。特に初めての場合は最初にどれだけ楽しめるかも大事。この日、大川さんが設定してくださったロケーションは、海釣りが初めての子どもたちでも無理なく遊べ、かつ、ダイナミックな自然を楽しめる場所でした。竿などの釣り具や餌はもちろん、ライフジャケットや靴、帽子なども今日のメンバーの顔ぶれを考えて準備して下さっていました。「釣りに出かける」と簡単にひとことで言っても、自然を相手に本当に楽しむためには、豊富な知識や経験を持った指導者に教えていただくのもとても重要なことなんだと実感しました。

相手は大自然

釣り堀でやる釣りと違って、海釣りはなんせ大自然が相手です。人間の思ったようにはいきません。それでも先生の絶妙なご指導の成果もあって、釣る度に「これは何?」といちいち尋ねなければならない程いろんな色の魚が釣れました。何が釣れるかわからないのも海釣りの大きな楽しみです。

本日のMVP

実はこの日、一番たくさん釣ったのはお母さんでした。途中までは子ども達に先を越されていたのが、中盤からぐんぐん釣果を更新。最初は手を出すのを躊躇していた餌の青イソメもいつのまにか針に付けて。「私、ミミズや虫が苦手なんです」って、本当ですかもう笑いが止まりません。でも、親御さんが心の底から自然を楽しんでいる姿があってこそ、子ども達もこわがらずに安心して一緒に遊べるんですよね。

大自然の循環の中で

「釣る」ことをたっぷりと楽しんだ後、一番最後には釣った魚のさばき方を教えていただきました。とりかかる段階になって、先生は「ちょっとまな板を探してくるね」と言って、岩場の向こうに消えました。再び姿を現した時、その手に携えていたのはなんと角材の流木。まな板って別に平べったい板じゃなくてもいいんだ!目から鱗が落ちた瞬間でした。さばいた魚から取り出した内蔵を傍らの岩の上に置いておくと、すかさずトンビが急降下してさらって行きました。磯では蟹が、自分の体と同じくらいの大きさの魚の頭を、一生懸命巣穴にひきずりこんでいます。海の中では、トンビがとり落とした魚の皮をウツボがつついていました。「これで海が汚れないね」子ども達がつぶやきました。思わず飛び込んで泳ぎたくなってしまう程に透き通った海。頭上ではトンビが鳴き、岩場にはフジツボ、カメノテ、そしてぷよぷよのウメボシイソギンチャク。礒には味噌汁の具になりそこねたマガニ、ホンダワラ、ヒジキ。丸一日そこで戯れていたら、いつのまにか五感で自然を感じられるようになっていました。自然は、人間の言葉は話しませんが、一緒に遊べばいつのまにかちゃんと友達として自分のことを教えてくれるような気がしました。自然とにらめっこ、大笑いして負けたのは私達人間の方でした。
左から英司さん、ひなたちゃん(中1)&愛犬ロック、理名さん、ふたばちゃん(小3)。数年前、四尾連湖のキャンプ場で家族4人水入らずのファミリキャンプを楽しんでいたところを風間村長にナンパされ、それをきっかけに元気村に巻き込まれた幸運な(?)ご家族です。「まさか、うちの女子3人(理名さん、ひなたちゃん、ふたばちゃん)全員が、自分で釣り餌を針につけてやるとは思っていませんでした。てっきり自分がやらされると思ってましたよ。もうびっくりです(by英司さん)」
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