地球元気村

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ネコジャラシ、進化すると何になる?

野草を摘む最盛期は4月から7月。旬は1年のうち1週間くらいのものや、1日しか採れないタイミングのものが多い。農家では1年分を一気に採取加工する

この日本でも日々食べるのに精一杯だった時代が、少なくともつい60年前やそこら昔までは、あたりまえのようにありました。人間がこんなに安定的にご飯を食べられる食糧事情になったのも、18世紀に麦と米が安定して収穫できる品種ができたからこそです。それまでは世界中どこへ行っても常に餓えと病気の背中合わせでした。私達人間は、そんな暮らしを何万年もしてきたんです。そこにはとてつもない、生きるための知恵が蓄積されているはずです。なのに、それがたかだか60年やそこらで失われてしまうのはあまりにも悲しい。日本人として、自分は何を伝えることができるだろうって。私はこの野草の文化を伝えられるおばあちゃんになりたいんです。「おばあちゃんの知恵袋」って本当だったんだ!って。

野草の背景にある物語

農業って、事業として継続性のあるもので、それで食べていけないと成り立ちません。例えば山梨は果物王国ですが、果物は嗜好品ですからそれなりに選ばれて買ってもらえる存在であることが重要です。それと同様、野草も主食にはなりませんから、お客さんに買ってもらうためにはは嗜好品としての付加価値をつけることが必要。野草がその背景に持つ、人間との歴史や文化的関わりの物語は、その付加価値としてもぴったりなんです。

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