地球元気村

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地球元気村ってなあに

背景
「地球元気村」ってなぁに?何処にあるの?どんなことをするの?と、聞かれることが度々あります。「地球元気村」は、人も地球も共に元気であることを願い、人と自然が上手に調和する社会の在り方・実現を目指すNPO活動のこと。村とは言っても何処かに実存するという「村」という訳ではありません。
 起源は今から30年前のこと。日本経済が「バブル」と言われた1988年の頃でした。山梨県は早川町にある廃校を利用し、 その活動が開始されました。山深い山村の校庭にテントを張り、周辺の山々や川の自然に親しみながら、私たちの生活・文化を足元からもう一度見つめ直す!という取り組みでした。
 この崇高なテーマに取り組んだ地域社会は「自然を生かした新しい角度の地域創生」を旗印に、先ずはその一歩として「都市山村の交流」を通じての新たな事業の喚起に期待が寄せられました。そして、一方の参加者側にとっては、自然は地域社会・家族・子どもの育成には欠かせない「体験と学習」の場として多いに開花し、その活動はたちまち全国に広がって、ついには110を超える数の市町村が「地球元気村(」主にキャンプイベント)の事業を経験しました。
 あれから30年。現代社会は健康志向やスポーツ・アクティビティーなどの普及によって、人々は様々なカタチで自然との触れ合いを深め、自然に対する認識も、環境への配慮も格段に向上させながら、自然志向のライフスタイルを目指す人々の数も増え続ける傾向にはなって来ましたが、一方の自然を豊富に有する地域社会(田舎)にあっては、残念ながら従来にも増す低迷振り(財政状況)を呈して過疎化は進む一方。自然があるだけでは田舎は「食ってはいけない!」と悲鳴をあげているのが現状です。
 私たちの健康と元気は自然との強い「繋がり」によって保たれています。自然が疲弊すると、私たちの命も疲弊します。そのような大切な自然を守り育て、永らく持続可能な社会へと導いて行くためには、私たちは一体どうしたらいいのでしょうか?
 「環境と経済」の両立は不可能であることが今や定説となった現在、大きくは自然資源を基とする私たちの持つ産業構造の変革や、環境に適合する技術の革新を期待しつつも、先ずはここで、消費(経済)を生み出す私たち一人一人の志向性と、ライフスタイルの改革と修正(積み重ねると75億人の消費)の取り組み(地球元気村の挑戦です)こそが、この重大なるジレンマを解く最大の「鍵」になることは言うまでもありません。30年前に掲げた地球元気村の憲章、「私たちは自然への畏敬の念を忘れず」の一文を、ここでもう一度、新たな気持ちで引き寄せ、生活の念頭に置き考えるべき時代がやってきました。地球元気村の役割はまだまだ終わりそうにありません。
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